こんにちは!
行政書士の梅田です!
今回のコラムでは「日本政策金融公庫は個人信用情報をみない?どこまで調べる?」という内容でお話をします!
結論、日本政策金融公庫は個人信用情報を見て融資の判断をしています。
具体的にはCICと呼ばれる信用情報機関が提供する信用情報を見ています。
CICとは、クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
CICホームページ:CICとは
CICの個人信用情報には、
・氏名、生年月日、住所、電話番号等の本人識別情報
・クレジットやローン等の契約内容、残⾼、毎⽉の⽀払状況、
・照会履歴
などが掲載されています。
ですので、クレジットやローンについて嘘をついても日本政策金融公庫にはばれてしまいます。
期間的にいうと、CICの個人信用情報は契約終了から5年で延滞情報が消えるので、それより以前の情報は確認されません。
個人信用情報の種類的なところでいうと、CICの他にJICCやKSCとと呼ばれる個人信用情報機関が提供する個人信用情報もありますが、日本政策金融公庫はCICのみを確認しているといわれています。
JICCホームページ:JICCについて知りたい方
KSCホームページ:全国銀行個人信用情報センター
個人信用情報がブラックになる原因には次のようなものがあります。
・クレジットカードの支払遅延
・クレジットカードの代金未払い
・携帯電話料金の未払い
・奨学金の支払遅延
これらの延滞が続いている状態だと融資が実行されるのは厳しいと思われます。
しかしながら、過去にブラックであっても現在は支払い済みの場合、調達希望額等によっては融資が実行されるケースは少なくありません。
個人信用情報を照会してみて不安になった方は我々のような専門家に一度相談してみることをお勧めします。
まず、個人信用情報の開示の方法ですが、どの信用情報も郵送とインターネットによる開示が可能です。
具体的な情報の見方は、CICのホームページにpdfが添付してあるのでそこからダウンロードして確認してみてください。
簡潔に要点のみを説明すると、
・「破産」情報
・「延滞」情報($以外のアルファベットがある)
・「異動」情報
などがあると個人信用情報に問題があると言えます。
また、特に問題がなかったとしても極端な回数開示請求をした記録が残っていると金融機関は不信に思うようなケースもあります。
まとめると、日本政策金融公庫からの創業融資の場合、CICの個人信用情報を中心にみられるが、問題があっても支払い状況などによっては信金調達が可能な場合があるということになります。
当事務所は、個人信用情報がブラックのかたでも資金調達ができるようにサポートをすることが可能です。
気になった方はぜひお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。