【相談無料】飲食店の開業の流れを行政書士が解説!営業許可申請と開業資金の調達を横断整理!

飲食店開業の流れを解説!行政書士が営業許可申請と資金調達を横断整理!

こんにちは!行政書士の梅田です!

 

今回は、飲食店の開業の流れを解説します。

 

飲食店の開業時には、大きく分けて『許認可申請』『資金調達』『それ以外の店舗開発』の3つとなります。

 

これらの開業業務を同時並行でかつ順序良く行うことが開業予定日を遅らせないコツとなりますので、しっかりスケジュール感を意識していきましょう。

 

STEP1 物件の選定、設備の見積もり取得

まずは、物件の選定を行いましょう。

 

物件が決まっていることは、資金調達、許認可申請のどちらにおいても必須です。

 

また、融資の申し込みには見積もりを取得している必要があるのでこちらも早めに用意をしておきましょう。
ちなみに、融資の申込よりも前に自己資金で設備を購入している場合は領収書をしっかりと残しておきましょう

STEP2 事業計画書を作成し、融資申し込み

物件の申込、設備の見積もりが取得出来たらすぐに事業計画書を完成させ、融資の申込を行いましょう。

 

融資の申込が遅れると、資金調達が出来ずに設備の購入等が遅れ、営業許可の申請もできません。

 

理想は物件や設備の選定中にある程度の事業計画書のたたき台(80%程度)は作成しておき、それらが確定した段階で反映させるだけにするのが望ましいです。

 

しかし、物件や設備の選定は事業の成功を左右する重要な要素です。
片手間で事業計画書を作成するもの簡単ではありません。
そういった場合は、創業融資に特化した専門家を利用して事業計画書作成を上手くハンドリングしてもらうことも検討しましょう。

 

当事務所『アップ創業支援行政書士事務所』のサービスでは、あらかじめ無料の融資診断によって融資の見込み金額や調達可能性を把握したうえで開業準備を進められるので精神的にも余裕ができます。

 

STEP3 設備を購入し、許認可申請

融資の審査が終わり実行金額が決まったら、設備を取得し即座に許認可申請を行います。
融資の実行は許認可を取得して、営業許可証の写しを提出することで行われます。

 

「だとしたらなぜ、許認可申請に先立って融資を確定させておくのか?」という質問をよく受けます。

 

それは、飲食店営業許可特有の『設備がすべてそろっている状態で許可を出す』という条件があるからです。

 

ここでさらに「その設備を買うための資金のために融資を受けたいのに順序がおかしい」という質問もよくされます。

 

まさにその通りで、この順序の違和感が飲食店開業の準備の進め方を難しくしている要因です。

 

 

しかし、ビジネスの世界では購入から支払いまでは、おおよそ1か月ほどのラグがあることが多いです。また、融資が既に確定していれば入金を融資実行まで待ってもらうよう交渉することも可能です。

 

なので、あらかじめ融資を確定させておき支払いまでの短い期間で許可の取得までを行うことが、開業の前の資金ショートを防ぐことにおいて非常に重要となります。

 

 

このスケジューリングは許認可も扱える専門家でないとかなり難しいテクニックとなるので、
創業融資に特化していて、かつ許認可申請も同時に扱える専門家を利用することをお勧めします。

 

当事務所『アップ創業支援行政書士事務所』もそのようなスケジュール管理を強みとする専門家です。

 

STEP4 融資実行

許認可まで取得出来たら、後は許可証を提出して融資を実行してもらうのみです。
許可証の写し等の書類は郵送でやり取りをすることになるので、支払に間に合うよう余裕をもって提出を行いましょう。

 

創業融資の制度によっては、直接見積書や請求書の発行元企業に入金されることもあるので注意が必要です。

STEP0 全ての期間で同時並行で店舗開発を行う

ここまでは主に、『許認可申請』『資金調達』について開業の流れを解説してきましたが、それらとずっと並行して行わなければならないのが『店舗開発』です。

 

『店舗開発』といっても、内装などのハード面だけではありません。メニュー開発、採用やオペレーションの準備も必要です。

 

物件選定

タイミング

開業準備初期~

内容

商圏調査やターゲットの設定などをしっかりと行い、しっかりと売上をあげることのできる立地を選択して物件を選定します。

 

内装

タイミング

開業準備初期~

内容

お店の雰囲気や世界観、ターゲット層にとって居心地のよい内装を考えましょう。
また、キッチンでは許認可の取得を前提に許可要件を意識して内装を行います。
居抜きで内装がほとんど必要ない場合も行政書士等に相談し追加施工が必要ないかを判断する必要があります。
前の入居者が適法に許認可を取得していなかった可能性もあります。

 

厨房機器・什器選定

タイミング

開業準備初期~

内容

こちらもキッチンの内装と同様に許可の要件をみたすものをしっかり選びましょう。
特に、シンクや水回りの機器は許可要件を意識する必要があります。
食器などは、店の回転率などもしっかり考慮して必要な量を確保しましょう。

 

仕入先選定

タイミング

開業準備初期~

内容

仕入先の選定は営業開始後の原価に直接影響のある非常に重要な要素です。
時間に余裕があるのであれば相見積もりや交渉もしっかりと行っていきましょう。

 

メニュー開発

開業準備初期~

タイミング
内容

メニューは飲食店の開業を志したタイミングで構想はできていると思います。
開業までにそれらを何度も試作して味はもちろん、原価率やポーション、盛り付けの方法などの細かい調整が必要となります。

 

採用・教育

タイミング

開業約3か月以上前

内容

飲食店において採用も非常に重要です。接客もサービスのひとつですので採用と研修は必ず余裕を持って行うようにしましょう。
ただし、求人掲載や開業までの人件費、研修費などお金がかかりますので、あまり長い期間だらだらとするべきではありません。期間を決めて効率よく行いましょう。

 

オペレーション準備

タイミング

開業約3か月以上前

内容

レシピやお客様さまへのサービスの他、在庫の管理方法や現金の管理などの仕組みづくりも開業前の大切な準備です。
採用した従業員への周知なども必要ですので採用活動を始めるころにはマニュアル化なども行いましょう。

 

広告宣伝

タイミング

開業2か月以上前

内容

オープン準備が完了したら、集客のことも考えなければなりません。
SNS、チラシなどを使ってお客様がオープンと同時に来店してくれるような状態を作りましょう。

 

プレオープン

タイミング

開業1か月前

内容

取引士先や従業員の家族などを集めて感謝を伝えたり決起を行うことも重要です。
また、オープンの前に実際の営業に近い形でオペレーションの確認などができるため時間や資金に余裕がある場合はプレオープンをおすすめします。

 

これら以外にも飲食店の開業には様々な準備が必要であり、どれも同時並行で行う必要があります。
創業者はこの『店舗開発』に最も力を注ぐべきであり、『許認可』や『資金調達』の部分にはなるべく時間をかけるべきではありません。

 

しかし、これらがしっかり行えていないと営業そのものが開始できないのも事実です。

 

私は創業者が本業の『店舗開発』に専念できるよう、こいった業務については専門家を頼るべきだと考えています。

 

当事務所『アップ創業支援行政書士事務所』は創業者が店舗開発に全力で臨めるよう、『許認可』『資金調達』についてワンストップでサポートする体制があります。

 

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

記事監修 梅田遼翔

行政書士/財務コンサルタント・梅田遼翔(ウメダハルカ)アップ創業支援行政書士事務所代表。

創業融資、許認可、会社設立をまとめて支援する創業のワンストップ支援を展開している。創業後には財務コンサルタントとして『経営者をお金の悩みから解放する』をモットーに資金繰りの管理や追加の資金調達を支援。

全国すべての地域の創業の相談に対応している。

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